粗悪な中国製ヘルメットの比較動画はよくありますが、これもまたひどい。 幹部用が頑丈なのは理解できますが、作業員用はあまりにひどい、人間扱いしてませんな…

下っ端の作業員のヘルメットと偉い人のヘルメット、ぶつけてみたらこうなった!―中国

2019年4月15日、中国メディアの観察者網によると、現場で働く作業員と役人などの指導者のヘルメットの強度を比較実験した動画が中国のネット上で話題になっている。

動画では、建設現場の中年の作業員が「作業員と指導者のヘルメット、どちらが丈夫かのテストをしてみたいと思います」と語り、作業員用だという黄色いヘルメットと、指導者用だという赤いヘルメットをぶつける実験をしている。その結果、黄色いヘルメットは簡単に大破した一方、赤いヘルメットは全く問題なかった。

この動画は中国で大きな反響を呼び、多数のアカウントで拡散され、コメントも殺到しているが、実験を行った作業員は観察者網の取材に対し「誰がこんなことにかまうんだ?。誰もかまいはしないさ」と語ったという。

中国のネットユーザーからは「これはひどい」「この問題は重視すべきだ。安全ではないヘルメットでは作業員が安心して作業できない」「最も危険な仕事をする人の安全性は守られず、最も安全な仕事をする人の安全は守られる」などのコメントが寄せられた。

また、「年をとるにつれて、マルクス主義の偉大さがよく分かるようになる。資本家は労働者の血を吸い上げて時々ニンジンを渡し、見た目だけは良くする。本質はいつまでたっても変わらない」「作業員と指導者のヘルメットも差があるのか。基本的な安全保障ですら手抜きをするのだから、誰にも見られなければヘルメットすらかぶらせないのだろうな」など、あきらめに近い意見も多く、他のユーザーの共感を得ていた。

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